YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

モンゴル人の物語 第一巻:チンギス・カン

モンゴル帝国の日本侵攻作戦・・・以前から関心があり、史跡巡り等々で追っている日本史上の危機「蒙古襲来」。
海を渡って、日本にまで襲来したモンゴル人の歴史を辿る物語が刊行された。これは是非とも読まなければなりません(=^・^=)
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世界史上最大の「奇跡」は、一人の男の野望から始まった。
少数の遊牧民族の集団から、ユーラシア大陸の多くを支配する大帝国へ――世界史に突如姿を現したモンゴル民族による壮大な征服劇は、如何にして成し遂げられたのか。それを率いたチンギス・カンの実像とは。作家が十代の頃から魅了され続けてきたテーマに「歴史家の目ではなく小説家の目で」挑み、「これが私の最後の大作になるかもしれない」と語る渾身の一大巨編。

モンゴル人の物語

図録:『絵詞に探るモンゴル襲来』國學院大學博物館

特別展『絵詞に探るモンゴル襲来』&常設展~國學院大學博物館~【関東八丈紀行②】 : YAMATETSU見聞録の時に入手した図録を読了(=^・^=) 
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絵詞に探る蒙古襲来3

地形の思想史

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「空間」こそ、日本の思想を生んでいた――。もう一つの「歴史」が眼前に!

なぜ、皇太子一家はある「岬」を訪ね続けたのか?
なぜ、「峠」で天皇制と革命思想は対峙したのか?
なぜ、富士の「麓」でオウムは終末を望んだのか?

なぜ、皇室の負の歴史は「島」に閉ざされたのか?
なぜ、記紀神話は「湾」でいまも信仰を得るのか?
なぜ、陸軍と米軍は「台」を拠点にし続けたのか?
なぜ、「半島」で戦前と戦後は地続きとなるのか?

7つの「地形」から日本を読み解く。
「空間」こそ、日本の思想を生んでいた――。

日本の一部にしか当てはまらないはずの知識を、私たちは国民全体の「常識」にしてしまっていないだろうか?
人間の思想は、都市部の人工的な空間だけで生み出されるわけではない。地形が思想を生み出したり、地形によって思想が規定されたりすることもあるのだ。
七つのテーマと共に、独特な地形と、伝説を含めてそこに滞在ないし生活する人々の間にきわめて強い関係がみられる場所を実際に歩く。
すると、死角に沈んだ日本の「思想史」が見えてくる。
風土をめぐり、不可視にされた「歴史」を浮き彫りにする原思想史学の新境地!

地形の思想史2
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