YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

「奥州の竜」 伊達政宗 最後の戦国大名、天下人への野望と忠誠 (角川新書)

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奥州の名家である伊達家に生まれた政宗は、18歳にして家督を相続。会津に覇を唱えた蘆名氏を滅ぼし、南奥の諸家を従えるも、領土拡大は秀吉の天下統一の前に挫折する。その後、豊臣、徳川に従うが、たびたび謀反の噂が立ち、後半生も平穏ではなかった。膨大に残された書状から、天下人への「野望」と「忠誠」がせめぎ合う生涯をひも解く。伊達氏研究の新鋭による、これまでにない政宗評伝。
奥州の竜 伊達政宗2
かつて観た大河ドラマの場面と音楽がよみがえる・・・(=^・^=)

【参考】
南奥州の戦国時代 伊達・芦名・白川・相馬氏の激闘と領国支配 : YAMATETSU見聞録
戦国武将列伝1東北編 : YAMATETSU見聞録
伊達氏と戦国争乱 (吉川弘文館) : YAMATETSU見聞録
【合戦解説】人取橋の戦い 伊達 vs 反伊達連合軍 〜若き伊達政宗の武力侵攻を防ぐべく南陸奥の諸大名と常陸国の佐竹義重が連合し大軍で伊達に襲いかかる〜 - YouTube
【合戦解説】摺上原の戦い 伊達 vs 蘆名 〜伊達政宗の正室 愛姫の実家 田村氏の救援と蘆名侵攻を同時に狙う秘策とは?〜



伊達氏と戦国争乱 (吉川弘文館)

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戦国期の東北は一時の停戦・和睦を除き、常に戦争が繰り広げられていた。伊達氏の登場から奥羽仕置まで、陸奥・出羽の大名・領主らの動向と各地の争乱を描き、その居城や領地、民衆の生活まで東北の戦国社会が甦る。
伊達氏と戦国争乱2
岡山総社にて

戦国武将列伝1東北編

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戦国武将列伝シリーズ第5弾! 旧来の秩序崩壊、伊達氏の勢力伸長等により戦乱の渦に巻き込まれていく諸将たち。 そして徐々に忍び寄る秀吉の影。 領土をかけた激しいつばぜり合いと、秀吉の奥羽仕置にいたる群像劇を最新研究により活写。 稙宗・晴宗・輝宗・政宗の伊達氏四代、片倉景綱、最上義光、南部信直ら29名の武将を収録。
【目次】
蠣崎季広――蝦夷地の和人を統一した道南の雄  新藤 透
松前慶広――「最北大名」の誕生  新藤 透
九戸政実――豊臣政権最後の一揆を起こした男  滝尻侑貴
津軽為信――南部氏から独立し大名となった野心家  滝尻侑貴
南部晴政――不当に貶められてきた三戸南部家二十四代当主  滝尻侑貴
南部信直――激動の時代を生き抜いた南部家中興の祖  滝尻侑貴
和賀信親・稗貫輝家――奥羽仕置に反発した一揆の首魁という虚実  高橋和孝
安東愛季・実季――二つの安東家を統一した秋田の雄  遠藤ゆり子
小野寺義道――周辺領主を束ねた仙北地域の領袖  金子 拓
最上義光――地域の盟主から絶対的な大名権力への脱皮  菅原義勝
大宝寺義氏――道半ばで非業の死を遂げた庄内の名将  菅原義勝
大崎義隆――奥羽仕置の前に沈んだ奥州きっての名門  遠藤ゆり子
葛西晴信――秀吉の奥羽仕置で大きく狂った運命  竹井英文
伊達稙宗――前例なき陸奥国守護就任を果たした伊達氏中興の祖  佐々木徹
伊達晴宗――父稙宗・子輝宗との相克に揺れた人生  長澤伸樹
伊達輝宗――畠山義継の前に散った政宗の父  黒田風花
伊達政宗――戦国末期を鮮やかに彩った南奥羽の〝覇者〟  佐藤貴浩
伊達成実――南奥制覇に貢献した伊達家きっての猛将  佐藤貴浩
片倉景綱――若き政宗を支えた側近・外交官  竹井英文
田村清顕――力と知恵で領土を守った三春の隠れた名将  山田将之
岩城親隆――岩城家入嗣を運命づけられた伊達晴宗嫡男  泉田邦彦
岩城常隆――二十四歳で夭折した、戦国期岩城氏の最後の当主  泉田邦彦
相馬盛胤――伊達氏との抗争を乗り越えた南奥の勇将  岡田清一
相馬義胤――改易危機を乗り越えた初代相馬中村藩主  岡田清一
蘆名盛氏――蘆名氏の最盛期を築いた南奥の重鎮  垣内和孝
蘆名盛隆――協調外交で実現させた安定的な領国経営  垣内和孝
白河義親――南陸奥の和平を司るコーディネーター  戸谷穂高

戦国武将列伝東北編2
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