
今から約400年前、戦国時代の岡山では、備前の浦上氏や宇喜多氏、備中の三村氏ら、多くの戦国武将が覇権を争っていました。これまでは、『備前軍記』等の江戸時代の資料を元に語られることが多かったのですが、近年、文書資料の発見や県内各地で行われた山城調査等により、新たな事実が判明してきています。
今回の展示では、近年発見された浦上宗景、宇喜多直家・秀家らの新出資料をあつめ、戦国時代を生きた武将たちについて紹介します。

以前から関心のある浦上宗景(天神山城址と浦上宗景【天神山探訪記2/3】 )の行方の一端に触れるべく資料鑑賞をしてきたのであります。

天正6年(1578)9月28日:河内国平島から備前の馬場源丞宛・・・天神山城から敗走後、播磨から河内まで転戦?していたようです。浦上宗景最後の痕跡か??