YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2017年11月

観応の擾乱(中公新書)

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
観応の擾乱は、征夷大将軍・足利尊氏と、幕政を主導していた弟の直義との対立から起きた全国規模の内乱である。本書は、戦乱前夜の動きも踏まえて一三五〇年から五二年にかけての内乱を読み解く。一族、執事をも巻き込んだ争いは、日本の中世に何をもたらしたのか。その全貌を描き出す。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 初期室町幕府の体制/第2章 観応の擾乱への道/第3章 観応の擾乱第一幕/第4章 束の間の平和/第5章 観応の擾乱第二幕/第6章 新体制の胎動/終章 観応の擾乱とは何だったのか?

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応仁の乱(中公新書) に続いて、昨今の中世ブーム?による観応の擾乱を読了。この複雑さがなんとも言えません★

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『新しい日本史の見方』井沢元彦講演会in讃州坂出

先日のこと・・・冷たい視線を浴びながらも出勤を辞退して四国に渡ったのです
坂出市で井沢元彦氏の講演会があるとの情報が偶然流れてきたので、逆説の日本史 の愛読者としては是非とも行っておかなければなりません
ということで・・・瀬戸大橋線で讃岐の入口、坂出に降り立ちました

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井沢 元彦(いざわ もとひこ、1954年2月1日 - )は、日本歴史小説作家・推理作家・歴史研究家。元TBS報道記者愛知県名古屋市出身。
小説家としては、推理小説、ことに歴史上の謎を題材に取りつつ現代の殺人をからめた「歴史ミステリー」と呼ばれる分野で多数の作品を発表している。その他、時代小説作品も手がけている。初期はファミコンゲーム『ドラゴンバスター』の小説版やファンタジーなども手がけていた。1992年から連続執筆中の逆説の日本史を中心に独特の歴史推理を展開する。近年は、日本史以外にも目を向け、『仏教・神道・儒教集中講座』などといった著作を発表している[要出典]
様々な史料を駆使し、日本の歴史と社会を言霊怨霊穢れへの無意識の信仰と言う視点から論じている[要出典]。これは尊敬している梅原猛陳舜臣の影響が濃く、井沢は梅原を「私にとって「恩師」ともいうべき人物」「怨霊史観の先達」と高く評価している[要出典]。現代社会・政治に対しては「民主主義の基本」を説く。「歴史学会の権威主義」「史料至上主義」「呪術(宗教)的側面の無視ないしは軽視」という「歴史学における三大欠陥」を徹底的に指摘しながら批判すると言うスタイルを取っている[要出典]。(Wikipedia)

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最高の講演内容でした
端的に言うと・・・「善事は忘れ去られ、悪事のみ語り継がれる」ということです
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例を挙げると「犬公方」として誤解?されている徳川綱吉。あらためて、世間で知られている歴史常識というのは、あてにならないと感じたのでした。

綱吉再評価に関する文献として、代表的で入手が容易なものとして、塚本学『徳川綱吉』(吉川弘文館、1998年)、山室恭子『黄門さまと犬公方』(文春新書、1998年 ISBN 4-16-660010-9)が挙げられる。また、2004年12月28日にフジテレビ系列で放送されたドラマ『徳川綱吉 イヌと呼ばれた男』も、この再評価に連なる系列のものである。井沢元彦も『逆説の日本史』中で「戦国の気風を残した世相を、生命を大事にする太平の世へと変革した」と非常に高く評価している。(Wikipedia)


翌日、坂出散策の途中に閉店間近のさぬきうどんの老舗へ立ち寄り、
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坂出名物とともに帰路へ・・・。

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