YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2019年09月

原の辻遺跡~魏志倭人伝:一支国の痕跡か~【壱岐國紀行7】

一支国博物館から移動して「原の辻遺跡」」へ★
まずは原の辻ガイダンスから
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原の辻遺跡(はるのつじいせき)は、長崎県壱岐市芦辺町深江栄触・深江鶴亀触、石田町石田西触にある遺跡。国の特別史跡に指定され、出土品は国の重要文化財に指定されている。

壱岐島東部・幡鉾川下流にある、弥生時代前期から古墳時代初期にかけての大規模環濠集落を中心とする遺跡である。魏志倭人伝に登場する「一大国」の国都とされている。一大国は一支国の誤記とされるが、誤記ではないとする説も存在する。

出土物に大陸系の品が多く、中国鏡、戦国式銅剣、貸泉などの中国の銭貨、トンボ玉、鋳造製品、無文土器三韓系土器、楽浪系の土器など。後期にはこれらの量が増加した。

また、弥生時代中期の竪穴住居址から炭化したが出土している。島の河川流域の低地に水田が広がり、水稲農耕が行われていた。対馬に比較して水稲農耕が広く行われていた。島には貝塚もあり、狩猟獣であるシカイノシシのほか、家畜であるウマをはじめ獣骨や魚骨が出土している。

石器では石斧・片刃石斧・石包丁に一部鉄器を交えるが、後期になると石器はほとんど姿を消し、手斧・鎌・刀子など鉄器が豊富になる。なかには鉄器の原材料と想定できる板状のものがあり、これからさまざまな鉄器を造り出した。壱岐島の鉄器は舶載品であると考えられている。 (Wikipedia)

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魏志倭人伝に記載されている場所かどうかは別にしても、古代の重要拠点で大陸からも頻繁に往来があったのは間違いないですね。
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遺跡公園の復元門から入ります。
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この日は5月1日・・・

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静寂の中、現代に甦る古代遺跡を満喫できました。

一支国博物館~原の辻遺跡出土品~【壱岐國紀行6】

岳ノ辻展望台から移動して、一支国博物館に到着!
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http://www.iki-haku.jp/

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壱岐市立一支国博物館(いきしりついきこくはくぶつかん、Iki City Ikikoku Museum)は、長崎県壱岐市にある博物館。近傍にある「魏志倭人伝」に記された一支国の王都跡とされる原の辻遺跡や壱岐島内の遺跡に関する資料や出土品を収蔵展示している。

主な展示品
重要文化財(国指定)

  • 原の辻遺跡出土品(弥生時代)
  • 双六古墳出土品(古墳時代)
    • 金銅製単鳳環頭大刀柄頭(たんほうかんとうたちつかがしら)
  • 笹塚古墳出土品(古墳時代)
    • 金銅製杏葉(ぎょうよう)
    • 金銅製辻金具(つじかなぐ)
    • 金銅製雲珠(うず)
    • 金銅製轡(くつわ)
    • 金銅亀形飾金具
  • 高麗版大般若経(高麗初雕本)安国寺蔵 高麗時代 (Wikipedia)

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    併設されている長崎県埋蔵文化財センターの展示

    原の辻遺跡等の出土品を鑑賞後・・・続いて、「現地」へ向かいます。

  • 岳ノ辻展望台~烽火台と緯度測定標~【壱岐國紀行5】

    乃もと寿司~壱岐の魚と焼酎~【壱岐國紀行4】
    の翌日、
    郷ノ浦のオリックスレンタカーで探索車を手配。
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    ダイハツMOVEで壱岐の国を周ります。

    まず向かったのは壱岐島最高峰の岳ノ辻にある展望台。
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    標高212.8m。壱岐島で一番高い山。約20万年前、玄武溶岩流の上に噴出した火砕屑物によって形成された火山砕屑丘で、壱岐の火山活動の最後の姿でもある。展望台からは壱岐全島と眼下に郷ノ浦の町並み、その背後に原島、長島、大島の渡良三島が浮かぶ。北方の海上遙かに対馬の島影が見え、南には佐賀の呼子東松浦半島の山並みを望むことができる。
    頂上には古代より烽火台や遠見番所が設置され、国防の要衝として重要な役割を果たしてきた。
    http://www.ikikankou.com/wp/?p=178

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    郷ノ浦港方面

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    壱岐島の地形を眺望する。

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    原の辻方面

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    復元された古代の烽火台

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    海軍水路部設置:緯度測定標【明治22年】

    続いて、
    岳ノ辻を下山して、古代遺跡の痕跡地・・・原の辻へ。

    乃もと寿司~壱岐の魚と焼酎~【壱岐國紀行4】

    壱岐の島へ~郷ノ浦航路~【壱岐國紀行3】
    なんとか郷ノ浦に到着した日の夜・・・

    港町だし、ここは寿司でも食べて壱岐焼酎を呑もうということで、雰囲気が良さそうな寿司屋に入ってみることに。
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    乃もと寿司
    壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦25-3


    【参考】壱岐島で最も老舗のお寿司屋さん
    https://nagasaki-search.com/1777/

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    麦焼酎「ちんぐ」

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    上にぎり

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    麦焼酎「壱岐」

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    「アジの背切り」・・・島の名物ということで初めての背切りを味わいました。
    参考https://ikishimagurashi.jp/948

    雰囲気とともに寿司と魚と焼酎で至福のひととき★

    この店で隣席にいた山梨県甲府市から来たというemiさんと知り合って、翌日も同行して郷ノ浦の居酒屋に行きました。⇒居酒屋ときわ(https://www.mugishochu-iki.com/ikibiyori/sakana/496)ココも良かったです♪

    壱岐の島へ~郷ノ浦航路~【壱岐國紀行3】

    東公園から博多埠頭へ移動しました。
    ここから壱岐の島へ渡ります。
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    数日前から自宅で取り寄せた壱岐焼酎を呑みながら・・・
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    壱岐の風景を想いつつ・・・

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    ついに壱岐へ

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    古代からの交通の要衝ですね。

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    九州郵船のジェットフォイルで

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    玄界灘を・・・

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    壱岐市郷ノ浦港に到着!

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    港を歩きながら

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    とりあえず宿泊ホテルに入ることができたのでした♪

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