YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2020年04月

映画『コンテイジョン』

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コンテイジョン』(Contagion)は、2011年アメリカスリラー映画。高い確率で死をもたらす感染症の脅威とパニックを描く。

香港での所用を済ませたベス・エムホフは元恋人と関係を持つためにシカゴに立ち寄る。2日後、ミネアポリス郊外の自宅でベスがけいれんを起こし意識を失う。ベスの夫ミッチ・エムホフは慌てて病院に運ぶが、ベスは死因不明で病死する。ミッチが自宅に戻ると継子のクラークがそっくりな症状で死んでいる。ミッチは隔離されるが、正体不明の病気に免疫があることが判明し、解放される。自宅では10代の娘ジョリーが待っている。

アトランタではDHS(国土安全保障省)の職員らがCDC(疾病予防管理センター)のエリス・チーヴァーに会い、この病気がサンクスギビングの休みを狙った生物兵器によるテロではないかとの懸念を伝える。チーヴァーはEIS(CDCの1部門)の'病気の探偵'であるエリン・ミアーズをミネアポリスに派遣し、調査に当たらせる。ミアーズは発生源をベスまでさかのぼって突き止める。ミアーズは地元の役人と交渉するが、感染拡大阻止に向けて協力を得ることができないまま、感染し死んでしまう。ウイルスが広がるにつれ、シカゴやミネアポリスは封鎖され、強奪などが発生する・・・・・・。

本作は2020年に見返される事になった。
新型コロナウイルス"COVID-19"の世界的な感染拡大に伴い、デマと陰謀論の拡散、医療従事者の感染および伝染、買い占めや都市封鎖といった本作で描かれた事象の数々が現実に発生。考証を務めたイアン・リプキン医師もCOVID-19に罹患した事が複数のメディアで伝えられている。[16]  (Wikipedia)

最近、注目されているという9年前の映画を鑑賞・・・・・・疫病退散。

宇喜多秀家 (シリーズ・実像に迫る)

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人物紹介を通じて日本史を紐解くブックレットシリーズ「実像に迫る」。第13弾となる本書では、五大老の一人として豊臣政権を支えた戦国武将・宇喜多秀家を取り上げます。若くして大大名となった秀家は、岡山城の整備や朝鮮出兵に力を尽くし、豊臣秀吉に重用されますが、関ヶ原合戦にて家康に敗れたことで運命は暗転。その後数十年間、流罪先の八丈島にて忍従の日々を送ります。栄光と挫折を味わうも、したたかに生き抜いた秀家の生涯をたどることで、秀吉に愛された謎を明らかにし、後世に作り上げられた「貴公子」像を払拭します! 巻末には秀家の生涯を追った「関連年表」を収録いたしました。

なぜ秀吉に愛されたのか?若くして大大名となり、順風満帆だった最年少「大老」を襲った、関ヶ原の悲運。栄光と挫折を味わうも、したたかに生き抜いた生涯をたどり、後世に作り上げられた「貴公子」像を払拭する!

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本年は宇喜多秀家の墓参を兼ねて、八丈島の探訪を予定していたものの・・・まったく行けそうな雰囲気ではありません・・・・・・疫病退散

松永久秀 (シリーズ・実像に迫る)

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内容(「BOOK」データベースより)“悪人”か、“名将”か。数々の虚像にまみれたイメージとはうらはらに、垣間見える築城の名手、有能な武将という実態…。“裏切り者”か、“知恵者”か。なぜ、二度も信長を裏切ったのか?信貴山城での“爆死事件”の真相とは。武勲・生涯・人となり、松永久秀の実像に迫る。
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松永久秀の終焉の地、信貴山城跡探訪を計画しつつ読了しました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で史跡探訪は断念・・・・・・。
【参考】日本三大梟雄:松永久秀の墓

武田信玄(人物叢書新装版)

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戦国群雄中最も深謀に富んだ名将。失政の父を廃して自立し、信濃を経略して、しばしば謙信と角逐し、北条・今川の両氏を畏縮せしめた。更に信長と雌雄を決すべく大挙上洛の途上、家康を三方ヶ原に破った直後に陣歿した。本書はこの豪雄活気に満ちた生涯に合わせて、特にその戦力基盤、すなわちその領国制をも解明した労作。http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b33374.html
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微熱と頭痛で自宅療養中・・・。
新型コロナウイルスの影響で、地元の病院での診察は不可。
数日経過して、なんとか体調悪化は免れて回復したようです。
4月16日夕方の速報ニュースで非常事態宣言が全国に拡大されました。
そのような状況の中、なんとか「武田信玄」読了。
読了後の甲州探訪計画は白紙となっています・・・・・・。
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感染症の世界史

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克服できる日は来るのか。40億年の地球史から人類と微生物の関係をたどる

地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、感染症の原因である微生物は、ほぼ唯一の天敵だ。医学や公衆衛生の発達した現代においても、日本では毎冬インフルエンザが大流行し、世界ではエボラ出血熱やデング熱が人間の生命を脅かしている。

人が病気と必死に闘うように、彼らもまた薬剤に対する耐性を獲得し、強い毒性を持つなど進化を遂げてきたのだ。40億年の地球環境史の視点から、人類と対峙し続ける感染症の正体を探る。

【目次】
まえがき――「幸運な先祖」の子孫たち

序 章 エボラ出血熱とデング熱――突発的流行の衝撃
1.最強の感染症=エボラ出血熱との新たな戦い
2.都心から流行がはじまったデング熱

第一部 二〇万年の地球環境史と感染症
第一章 人類と病気の果てしない軍拡競争史
第二章 環境変化が招いた感染症
第三章 人類の移動と病気の拡散

第二部 人類と共存するウイルスと細菌

第四章 ピロリ菌は敵か味方か――胃がんの原因をめぐって
第五章 寄生虫が人を操る?――猫とトキソプラズマ原虫
第六章 性交渉とウイルスの関係――セックスががんの原因になる?
第七章 八種類あるヘルペスウイルス――感染者は世界で一億人
第八章 世界で増殖するインフルエンザ――過密社会に適応したウイルス
第九章 エイズ感染は一〇〇年前から――増えつづける日本での患者数

第三部 日本列島史と感染症の現状

第十章 ハシカを侮る後進国・日本
第十一章 風疹の流行を止められない日本
第十二章 縄文人が持ち込んだ成人T細胞白血病
第十三章 弥生人が持ち込んだ結核
終 章 今後、感染症との激戦が予想される地域は?

あとがき――病気の環境史への挑戦                              

内容(「BOOK」データベースより)

地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、感染症の原因である微生物は、ほぼ唯一の天敵だ。医学や公衆衛生の発達した現代においても、日本では毎冬インフルエンザが大流行し、世界ではエボラ出血熱やデング熱が人間の生命を脅かしている。人が病気と必死に闘うように、彼らもまた薬剤に対する耐性を獲得し、強い毒性を持つなど進化を遂げてきたのだ。40億年の地球環境史の視点から、人類と対峙し続ける感染症の正体を探る。
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4月10日・・・昨日から職場の一時帰休指示により自宅待機しています。
新型コロナウイルスと景気悪化は、今後どのような影響を社会に与えることでしょうか・・・・・・。
この機会に、感染症史の一端に触れます。

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