YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2020年09月

角川新書『戦国の忍び』刊行記念 特別講演

本日、戦国の忍び(角川新書)読了とともにオンラインで記念講演会を拝聴することができました。
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「忍び」とはいったい何か?
研究から見えてきた新たな戦国の姿とは――

気鋭の歴史学者・平山優先生の最新刊は……「忍者」!
2020年9月10日発売の角川新書『戦国の忍び』の刊行を記念して、特別講演にご登壇いただきます!

圧倒的な史料博捜により、武田氏や真田氏を中心に戦国史研究の最前線を牽引し続けている平山先生が、今回なぜ「忍び」をテーマに選ばれたのか。そして、本書執筆を通じて得た貴重な研究成果とは。
戦国の忍びとはどのような存在だったのか。全国にどのような忍びがおり、何をしてどう呼ばれていたのか。そして研究から見えてきた新たな戦国の姿とは――
これからの戦国史研究をも変える可能性を秘めた成果をもとに、執筆の裏話や本書に書ききれなかったことまで、余すこと無く盛りだくさんでお届けします。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01hxep114uiy7.html#detail
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戦国の忍び(角川新書)

9784040823591
 【内容情報】(出版社より)
戦国時代の合戦の裏では、本当に「忍者」が活躍していた!

これまでフィクションの中でしか考えられなかった戦国時代の忍者。
実像は闇に包まれ、江戸時代に書かれた軍記物や、忍術伝書から想像するしかなかった。
しかし、史料に断片的に残されていた、忍びにまつわる記述を丹念に読み解くことで、その驚きの実態が明らかとなった。
これまでの戦国合戦研究を覆す、気鋭の歴史学者による最新研究!

●カギ梯子で、300人もの忍者が城へ忍び込む!
●商人に化けて敵城へ潜入!
●侵入してきた敵の忍びを見つけ出す!
●捕らえられた忍び、荷物から火打ち道具が見つかり「敵の忍者です」と白状

【目次】
はじめに

第1章 江戸時代における忍びの認識
 1 忍びとはどのような人々であったかーー『武家名目抄』
 2 忍びのマニュアルと心構えーー『軍法侍用集』
 3 武田の軍記物に描かれた忍びーー『甲陽軍鑑』
 4 忍びの別称

第2章 戦国の忍びの登場
 1 伊賀と甲賀
 2 武田の透波、北条の風魔、伊達の黒脛巾
 3 悪党と忍び

第3章 草、野臥、かまり
 1 草、草調義
 2 伏兵、伏勢、伏調儀
 3 野臥、かまり

第4章 城の乗っ取り、放火、決死の諜報活動
 1 城乗っ取りと忍び
 2 忍びによる潜入と放火
 3 目付の活動

第5章 戦国大名と忍び
 1 中世の夜と忍びの世界
 2 忍びの運命 
 3 足軽と忍び

おわりにーー戦国の忍びとはどのような人々だったのか

あとがき
参考文献一覧
戦国の忍び

戦国における忍びの発生から終焉まで・・・実際の忍者が史料の中から浮かび上がってくるようでした(=^・^=)

戎光祥ヒストリカルセミナーvol.20「天正壬午の乱と戦国社会」

この数ヶ月・・・新型コロナの影響や仕事の都合等々で歴史系の講演会に全く参加できていません。
ということで、最近はオンラインでの講演・セミナー等が配信されているという情報を得て、利用してみることに。
偶然にも…以前読んだ天正壬午の乱増補改訂版 本能寺の変と東国戦国史の著者である平山優先生によるセミナーの一般動画配信を入手することができました。
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【動画】〈戎光祥ヒストリカルセミナーvol.20「天正壬午の乱と戦国社会」〉
 平山 優 先生
「天正壬午の乱と戦国社会」
天正10年(1582)の武田氏滅亡、そして本能寺の変を契機に勃発した「天正壬午の乱」。
この大乱の実態を初めて明らかにした平山優先生が、最新の研究成果をもとにお話くださる貴重な講演です。
※レジュメ(PDF)代込み
講演日 2020年8月29日(土)


戦国のコミュニケーション 情報と通信

9784642083744
【内容情報】(出版社より)
確かな情報をいち早く入手し、すばやく伝達することが困難だった戦国時代ーー。武将たちはどのようにして遠隔地まで自らの意思や情報を伝えようとしたのか。主君から援軍要請の口上を託された使者、密書をしのばせた飛脚たちは、無事使命を果たすことができるのか。戦国大名文書を駆使して通信世界を再現し、中世情報論を構築した名著を新装復刊。
プロローグ/風聞と注進ー畠山ト山と長尾為景の交信ー/出羽山伏ー北条氏綱と長尾為景の交信ー/密書ー長尾顕景と長尾為景の交信ー/コラム 書状の読み方/書状の集積ー白川晴綱と北条氏康の交信ー/情報の錯綜ー朝倉義景と上杉輝虎の交信ー/飛脚の才覚ー上杉謙信と佐竹義重の交信ー/書状の重みー毛利元就と毛利隆元の交信ー/コラム ことばを読み解く/確かな情報ー北条氏政と北条氏邦の交信ー/殿下の御意ー和久宗是より伊達政宗への通信/エピローグ 戦国時代の情報と通信(メッセンジャーー使者と飛脚ー/メディアとメッセージー口上と書状ー/通信をめぐる環境ー交通事情と通信のスピードー/情報の信頼性/むすびー戦国時代の位置)/参考文献/あとがき/『戦国のコミュニケーション』の制作事情…山田邦明
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