YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2020年12月

戎光祥ヒストリカルセミナーvol.23「戦国関東の大名と国衆」

戦国大名・伊勢宗瑞の著者、黒田先生による関東戦国のセミナーです。(配信動画)
とくに北関東情勢・・・とても参考になりました!
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【動画】〈戎光祥ヒストリカルセミナーvol.23「戦国関東の大名と国衆」〉
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戦国史研究の重要なキーワードである「戦国大名」「国衆」。
最新刊の『戦国期関東動乱と大名・国衆』の刊行をふまえ、国衆研究を最前線で牽引してきた黒田基樹先生が北条・甲斐武田・越後上杉、千葉・結城・小山・宇都宮・小田・佐竹らを手がかりに詳しく解説していきます。
戦国時代への理解が深まること間違いなしの講演会です!!

『開館記念特別展 よみがえる 武田信玄の世界』

来年の武田信玄生誕500年を前にしての準備をしようかと。
偶然にも岡山県立図書館で山梨県立博物館の特別展図録の蔵書を見つけて、早速借りたのでした☆
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武田信玄は、山梨の歴史上もっとも著名な人物であり、戦国時代の代表的な人物の1人として、広く紹介され、親しまれています。
川中島の合戦に代表される信玄の戦ぶりは、後世まで語り継がれ、江戸時代以降、さまざまな書物や絵画が作られることになりました。また、彼の治世は、長く甲斐の人々の拠り所となり、甲斐独自の諸制度が作り上げられました。今でも観光や産物に、信玄の名が冠されていることも少なくありません。
そして、人々が信玄を語れば語るほど、実像とは異なった信玄のイメージが創り出されていきました。
この特別展では、現在残される古文書、絵画、武具などによって、武田信玄の実像に迫ってみたいと思います。また、現在私たちが描くような信玄のイメージが、どのように作られてきたのかを探っていきます。
開館記念特別展 よみがえる武田信玄の世界: 山梨県立博物館 -Yamanashi Prefectural Museum-

信玄・謙信画像 元禄

信玄500年ロゴマーク

戎光祥ヒストリカルセミナーvol.22「変わりゆく信長の人物像」

近年の研究により見直されている「信長の実像」に触れることができました★(録画視聴にて)
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【動画】〈戎光祥ヒストリカルセミナーvol.22「変わりゆく信長の人物像」〉
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金子 拓 先生
「変わりゆく信長の人物像」

 今回は織田信長の人物像がどのように変化しつつあるかというテーマで、信長研究のエキスパートである金子拓先生にご講演いただきます!
 「革新的」「残虐」「天魔」などさまざまなイメージで語られる信長については、近年それを見直す研究もでており、現在はどのような人物として捉え直されているのか。
 大河ドラマ「麒麟がくる」でも登場する正親町天皇との関係といった話題を取り上げつつ、最新の研究成果をお届けします。

戦国大名・伊勢宗瑞

9784047036833
【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「北条早雲」の名で知られる後北条氏の初代・伊勢宗瑞は、「戦国大名の魁」「下剋上の典型」「大器晩成の典型」などと評されてきた。しかし近年、新史料の発見により京都や東海、関東における政治状況についての解明が進展し、その人物像は大きく書き換えられた。北条氏研究の第一人者が、最新の研究成果をもとに、新しい政治権力となる「戦国大名」がいかにして構築されたのかを明らかにしつつ、伊勢宗瑞の全体像を描く初の本格評伝。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 伊勢宗瑞の登場/第2章 伊豆経略の展開/第3章 伊豆国主になる/第4章 相模への進出/第5章 両上杉家への敵対へ/第6章 相模の領国化/第7章 政治改革の推進

伊勢宗瑞
両上杉との関係が理解できたような気がします。
定説?とされている伊勢新九郎盛時の備中出生説(出身説)については・・・どうも怪しいようです。
黒田説によると、盛時は京都生まれで京都育ちとのこと。
【参考】「北条早雲と法泉寺の文化財」と古文書講座~岡山県井原市~

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