YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2021年06月

真田信繁 (シリーズ〈実像に迫る〉)

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内容紹介(「BOOK」データベースより)
関東勢百万と候へ、男は一人もなく候!乱世を渡り歩き、生きざまを見せつけた大坂の陣。戦国末期を駆け抜け、歴史に名を轟かせた信繁の戦いが、いま始まる!大河ドラマ『真田丸』で時代考証を務めた著者が描く国民的ヒーローの真実!!

目次(「BOOK」データベースより)
第1部 定めなき浮世にて候へば(人質としてたらい回しにされた幼少期/秀吉御馬廻時代の活動)/第2部 真田は日本一の兵なり(想定外だった関ヶ原の敗戦/獅子奮迅の活躍をした大坂の陣/信繁の人柄と家族)

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よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―(特別展図録)

新型コロナ感染拡大により閉幕となった特別展・・・通信販売で入手した図録を読了して、その世界に浸りました★
【参考】京都文化博物館「よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―」を巡ろう(出演:橋本麻里)~ニコニコ美術館~
承久の乱展
12世紀における院政の展開、1180年代の内乱、そして東国での鎌倉幕府の樹立を経て、13世紀初頭には、後鳥羽上皇が列島を統べる体制が成立します。後鳥羽上皇は、勅撰集『新古今和歌集』に結実する和歌をはじめとして、多芸多能の帝王でした。
 しかし承久3年(1221)、前代未聞の事件「承久の乱」が起こり、後鳥羽上皇が北条氏率いる鎌倉御家人に合戦で敗れ、隠岐に流されたのです。この承久の乱を機に、鎌倉幕府の優位のもとで公家と武家が並存する時代となりましたが、やがてその体制にも終止符が打たれ、南北朝の内乱が展開することとなります。
 本展覧会では、近年進展著しい当該期の最新の研究成果を踏まえて、皇族・貴族・武士・僧侶など、この時代の人々の息吹を伝える古文書・肖像画・刀剣・仏画や、この時代を描いた絵画類から、日本史上の重要事件の歴史的意義に迫ります。2021年は承久の乱から800年。今によみがえる乱の様相をご覧ください。
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天子御影(部分)(京都・陽明文庫蔵)通期 *右から2人目が後鳥羽上皇。
よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―緊急事態宣言延長をうけ閉幕。 | 京都府京都文化博物館 (bunpaku.or.jp)


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追討令 承久三年
北条義時追討令!

義時 対面
北条義時と三浦義村 対面の場面

宇治川合戦
激戦地宇治川 

備中赤木家伝来
岡山県立博物館の国宝鎧が承久の乱に関連していたということを知りました!

開館15周年記念 特別展図録「生誕500年 武田信玄の生涯」

先日購入した特別展図録・・・
特別展:武田信玄の生涯~山梨県立博物館~【甲州信玄生誕500年②】
特別展および講演会「武田信玄と織田信長・徳川家康」~山梨県立博物館~【甲州信玄生誕500年⑤】
等々に想いを馳せながら読了しました★
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山梨県立博物館開館15周年記念特別展【公式図録】
発行:山梨県立博物館/発売:山梨日日新聞社

1521(大永元)年11月3日に誕生し、2021年に生誕500年を迎えた武田信玄。現在もさまざまに語り継がれる郷土・山梨の英雄の53年にわたる生涯、戦国時代の社会、争った戦国大名、信玄を支えた一族・家臣などを総合的に紹介した同展の、貴重な資料と解説を収載。
令和3年3月13日(土曜)から5月10日(月曜)まで開催の「生誕500年 武田信玄の生涯」の展示内容を紹介した図録です。
◆主な内容◆
・序章 信玄の姿・第1章 誕生から家督相続・第2章 初めての敗戦・第3章 川中島の戦い・第4章 上野・駿河へ・第5章 天下人との戦い、信玄の死去・終章 信玄の遺産・資料 ほか

信玄肖像

風林火山

武田不動
脳内でよみがえる展示資料の数々・・・図録だけでも楽しめますね★

特別展および講演会「武田信玄と織田信長・徳川家康」~山梨県立博物館~【甲州信玄生誕500年⑤】

翌日、徳川家康 境界の領主から天下人へ…等々の準備を経て、2度目の特別展鑑賞と記念講演会にやって来ました★
記念講演会入口

特別展の後期展示を鑑賞後、講演会へ
記念講演会資料
あらためて、信玄西上作戦時の関係を整理することが出来ました!

Twitter記念講演会
写真:博物館公式Twitterより
記念講演会会場
写真:博物館公式Twitterより

信玄の生涯投票結果
今回は、武田氏の武将と城の投票結果も!

そして、後期展示で注目されていた「武田不動尊」も鑑賞することが出来ました!
武田不動尊1
写真:博物館公式Twitterより
武田不動尊2
写真:博物館公式Twitterより

加えて、
甲府のemiさんに入手してもらっていた信玄公生誕五百年記念の「武田二十四将の宿」ワインも受け取り、コロナ禍中・・・なんとか無事に目的達成となったのでした\(^o^)/
24将ワイン
この中から・・・
24将ワイン2
山縣昌景と穴山信君にお越しねがいましたm(__)m

以上、【甲州信玄生誕500年】終了

甲斐源氏:列島を駆ける武士団~山梨県立図書館~【甲州信玄生誕500年④】

引き続き、信玄生誕500年関係の特別展および講演会のために甲州再訪です(=^・^=)
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コロナ禍中のひかり号・・・岡山出発時

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甲府駅到着後、ふたたび県立図書館へ

平成22年の特別展図録を鑑賞するために。
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清和源氏の一族にして、平安時代の名将 源義光(新羅三郎)。その子孫は、常陸国(茨城県)から甲斐国(山梨県)に移り住み、甲府盆地一帯に本拠を築いて「甲斐源氏」と呼ばれました。彼らは源平合戦で活躍し、やがて鎌倉武士の名門として広く全国に展開しました。
甲斐源氏の末裔たちは、戦国武将 
武田信玄をはじめとして、小笠原家・南部家ほか山梨内外で活躍し、日本の歴史にその名を刻むことになります。
本展では、国宝・重要文化財を含む約100点の名品をとおして、甲斐源氏のルーツをたどり、小笠原流礼法など、今もなお全国各地で受け継がれている彼らの伝統を紹介します。
開館5周年記念特別展「甲斐源氏―列島を駆ける武士団―」: 山梨県立博物館 -Yamanashi Prefectural Museum-

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甲斐源氏:列島を駆ける武士団

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広範囲にわたる甲斐源氏・・・西国方面では安芸・若狭が気になります。
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