YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2022年04月

第二次世界大戦の起源 (講談社学術文庫)

71qZTGBHuJL
ヒトラーがいなければ大戦争はなかったのか?
「定説」に真っ向から挑戦して大論争を呼び、研究史に画期をもたらした必読の名著。

第2次大戦は「邪悪なヒトラー」による計画的な侵略戦争だったのか? 「通説」に真っ向から挑戦して激しい論争を巻き起こし、大戦前史研究に画期をもたらした歴史的名著。「ドイツ問題」とナチをめぐって、ヨーロッパ列強の首脳たちはどのように誤謬を重ねていったか。1939年9月の大戦勃発に至る国際外交交渉の緊迫のプロセスを解き明かす。

何をなすべきであったかをいうのは、歴史家の義務などではない。歴史家のたった一つの義務は、生起した事実とその理由を発見することである。われわれが生起したあらゆることの原因をヒトラーに還元しつづける限り、何も発見できないであろう。……彼はある意味ではヴェルサイユ条約の落とし子であり、またある意味では現代ヨーロッパで一般的な思想の落とし子であった。だが何といっても彼はドイツ史の、また現代ドイツの落とし子であった。……ヒトラーはドイツ国民の共鳴板であった。――<「再版への序言」より>

WW2起源
ウクライナ情勢から第三次世界大戦への危機・・・・・・
という連想から気になっていた研究本を読了(=^・^=)
ukraine_map_0420
防衛省HPより

企画展「長宗我部氏とその時代」

 企画展「長宗我部氏とその時代」&岡豊城跡in高知の時に入手した図録を読了(=^・^=)
図録:長宗我部氏とその時代

長宗我部1

長宗我部2
本能寺の変に影響があったとされる四国処分・・・石谷文書ふたたび★

海の国の記憶 五島列島: 時空をこえた旅へ~旅の資料~

71TsW4HWZhL

五島 海の国

五島 うみのくに
予定の・・・旅の資料を読了(=^・^=)

五島福江行
推理小説にも触れる★

アジア・太平洋戦争―シリーズ日本近現代史〈6〉 (岩波新書)

71oaxUX3+vL
マレー半島上陸と真珠湾攻撃によって開始された「アジア・太平洋戦争」。なぜ開戦を回避できず、長期化したのか。兵士や銃後の人々、アジアの民衆は、総力戦をいかに生き、死んでいったのか。矛盾を抱えて強行され、日本とアジアに深い傷跡を残した総力戦の諸相を描きながら、日米交渉から無条件降伏までの五年間をたどる。
第1章 開戦への道(三国同盟から対米英開戦へ/戦争の性格/なぜ開戦を回避できなかったのか)/第2章 初期作戦の成功と東条内閣(日本軍の軍事的傷利/「東条独裁」の成立)/第3章 戦局の転換(連合軍による反攻の開始/兵力動員をめぐる諸矛盾/「大東亜共栄圏」の現実/国民生活の実状)/第4章 総力戦の遂行と日本社会(マリアナ諸島の失陥と東条内閣/戦時下の社会変容)/第5章 敗戦(戦場と兵士/本土空襲の本格化と国民/戦争の終結へ)

アジア太平洋戦争
左寄りで不満・・・まあ流れが整理できました(=^・^=)

島原の乱とキリシタン(敗者の日本史)

81JTxcuU9BL
江戸幕府に一大衝撃を与えた百姓の蜂起、キリシタン一揆と喧伝された島原の乱。彼らはなぜ蜂起し敗れたか。島原・天草の宣教の実態や原城跡発掘成果から一揆の背景と経過をたどり、“敗者”キリシタンの実像に迫る。
キリシタンと一揆 プロローグ/1 原城跡発掘から見えるもの/2 島原におけるキリシタン/3 天草におけるキリシタン/4 島原の乱と百姓とキリシタン/島原の乱と潜伏キリシタン エピローグ

島原の乱
キリシタン思索の旅へ向けて・・・導入★
プロフィール

yamatetsu

記事検索
アーカイブ
  • ライブドアブログ