YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2022年05月

島津四兄弟の九州統一戦 (星海社新書)

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島津氏研究の新境地! 四兄弟と、九州統一戦の実像に迫る。
九州を統一目前まで切り取った島津四兄弟(義久・義弘・歳久・家久)。彼らは固い絆で結ばれ、無類の強さを発揮して九州統一に邁進した――。このような四兄弟のイメージには、実は史料的な根拠を見いだすことができません。それでは、なぜ島津氏は北へと攻めのぼり、数々の合戦に勝利を収めることができたのでしょうか? 本書では、これらの疑問に答えるべく、一次資料をもとに九州統一戦を追っていきます。その結果、「面目」が島津氏の行動原理となっていたこと、そして必ずしも「団結」とは言えない、四兄弟の個性が浮かび上がってきました。九州統一戦の挫折より、430年。いま、戦国島津氏研究の新境地がひらかれます!

島津四兄弟
なんと絶版になっているということで、仕方なく県立図書館の蔵書を読了(=^・^=)

島津四兄弟参考地図
薩摩・大隅・日向南部あたりの関連史跡を巡りたい・・・検討💦

第二次世界大戦秘史 周辺国から解く 独ソ英仏の知られざる暗闘

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人類史上かつてない広大な地域で戦闘が行われた第二次世界大戦の欧州大戦。ヒトラー、スターリン、チャーチルの戦略と野望、そして誤算──。彼らに蹂躙された、欧州・中近東19カ国「周辺国」の視点から、大戦の核心を多面的・重層的に描く。
英仏独ソ伊米 六つの大国の第二次世界大戦への道ー「二〇年間の休戦」を経て勃発した新たな世界大戦/ポーランドー母国消失後も国外で戦い続けた戦士たち/フィンランドー世界を驚嘆させた小国の抵抗/ノルウェー・デンマークー北欧で展開された陸海空三軍の立体戦/オランダ・ベルギーードイツ軍に蹂躙された西方の二国/東欧枢軸国(ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア)-失地回復に目がくらみヒトラーに組した悲劇/バルト三国(リトアニア、ラトヴィア、エストニア)-軍事大国・独ソの狭間で繰り返された苦難/ユーゴスラヴィアー東西の文化圏がぶつかり合う戦乱の地/ギリシャーヨーロッパ最南部で行われた戦い/チェコスロヴァキアー世界大戦の嵐に翻弄された中欧の軍事強国/中近東諸国(イラン、イラク、シリア、レバノン)-中近東一帯にも波及した政治と軍事の戦い/ヨーロッパでの「熱戦」の終結と「冷戦」の時代ー戦後のヨーロッパに訪れた平和と不穏な雲
WW2秘話
ウクライナ情勢からの影響で周辺国の歴史が気になり読了(=^・^=)
5月中旬現在・・・ウクライナ軍が東部で善戦。
今後、追い詰められたロシア(プーチン)はどのように対応するのか?
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防衛省HPより

大阪城天守閣「テーマ展 武将たちの風貌」

先日、大阪城の企画展を鑑賞してきました(=^・^=)
今回の展示と、コロナ禍で行けなかった過去展示の図録も入手\(^o^)/
そのあと、NGKにも!
武将たちの風貌
大阪城天守閣では、2022年3月19日(土)から2022年5月8日(日)まで、大阪城天守閣内3・4階展示室において「テーマ展 武将たちの風貌」を開催します。
写真がなかった戦国時代の武将でも、残された絵画史料をよすがとして、私たちはその面立ちやすがたを思い浮かべることができます。そのような画像は、私たちが歴史を生き生きとイメージするうえで、大きな助けとなります。本展では大阪城天守閣が収蔵する肖像画や屏風絵、絵巻物などによって、有名無名の戦国武将たちの風貌をご覧いただきます。
大阪1

大阪2

大阪3

島津貴久-戦国大名島津氏の誕生- (中世武士選書)

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島津本宗家の家督をめぐる骨肉の争いや、国人たちとの血みどろの領土争いに勝利し、薩摩を統一した島津氏中興の祖。複雑な政治情勢をていねいに整理し、新たな戦国史像を提示します。
島津貴久版図
あらためて九州戦国史・・・島津氏の歴史の流れを辿る導入・・・(=^・^=)
意外にも、島津貴久晩年の支配版図は、薩摩一国と大隅北半分、日向の一部ということでした。

そして、島津貴久没後450年記念の講演も視聴★
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