2022年08月

発売たちまち重版決定!
猛将、賢将、凡将、愚将――。新しい軍人評伝の決定版!
南雲、デーニッツ、パットン、ジューコフ……。第二次世界大戦をリードした参戦各国の指揮官たちにつきまとう「評価」は、果たして本当に正しいものなのか。永らく日本を支配してきた臆説俗論を排し、最新研究に基づいて綴られた、六カ国十二人の知られざる言動と意外な横顔。軍事史の第一人者による新たな代表作。終章に「第二次世界大戦将帥論」を付す。
目次
第一章 ラケットを携えた老提督――南雲忠一大将(日本海軍)
第二章 「高潔な武人」だったのか?――カール・デーニッツ元帥(ドイツ海軍)
第三章 多面体の「猛将」――ジョージ・S・パットン大将(アメリカ合衆国陸軍)
第四章 影を負わされた光――水上源蔵中将(日本陸軍)
第五章 死せる提督の呪縛――トム・フィリップス大将(イギリス海軍)
第六章 挫折した機甲師団長――シャルル・ド=ゴール准将(フランス陸軍)
第七章 「経済参謀総長」の憂鬱――ゲオルク・トーマス歩兵大将(ドイツ陸軍)
第八章 消された英雄――ハンス・ラングスドルフ大佐(ドイツ海軍)
第九章 「幸運」だった将軍――ゲオルギー・K・ジューコフ(ソ連邦元帥)
第十章 医学と人種主義――エルンスト・ローデンヴァルト軍医少将(ドイツ陸軍)
第十一章 霜おく髪――山口多聞中将(日本海軍)
第十二章 非エリートの凄み――ウィリアム・スリム元帥(イギリス陸軍)
終章 現代の指揮官要件――第二次世界大戦将帥論

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