YAMATETSU見聞録

史跡探訪と旅行、その他読書雑感等 ~明日になれば明日の風が吹く~

2022年10月

図説 武田信玄

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戦国時代の雄・武田信玄の生涯をクロニクル形式で徹底解説いたします。領土の変遷、合戦時の陣配置・陣形、嫡流や分家筋の系図など図版を多数用いるとともに、現地取材によって収集した資料、写真なども多数掲載、ビジュアル版武田信玄概説書として制作いたしました。
図説武田信玄
12月の平山優先生の講演会に向けて・・・当選するか?

「水野勝成と徳川四天王―神君家康の守護者達―」福山城築城400年・福山城博物館リニューアル記念特別展

先日、10日16日・・・
講演会「水野勝成の生涯」と福山築城400年リニューアル天守閣からの流れで鑑賞(=^・^=)
水野勝成と徳川四天王
水野勝成は永禄7年(1564年)東海三河国に生まれます。父忠重との不仲から出奔、15年に渡る放浪の後、徳川家康仲介の元、水野家に帰参し譜代大名として活躍します。そして、元和5年(1619年)福山に初代藩主として入封することで、ここから福山藩の歴史は始まります。またその従兄弟である徳川家康は、数多の戦に参戦し、慶長5年(1600年)の関ケ原の戦いに勝利することで泰平の世を築きます。そしてその徳川家康支え続けてきたのが、酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政といった重臣である、いわゆる徳川四天王です。徳川家康が天下人へと昇り詰める過程でその側近として、戦場での武働きだけではなく他の武将との折衝等その重責を担ってきました。築城400年を記念し、この度はそうした藩祖勝成と家康、そして徳川四天王について、その関わりと活躍をご紹介します。
福山城博物館 (fukuyamajo.jp)
水野勝成と徳川四天王2
図録も購入完了。印象に残る本多忠勝の具足でした★

水野勝成と徳川四天王3
藩祖:水野勝成の流浪の軌跡(常設展示より) 

五・一五事件-海軍青年将校たちの「昭和維新」 (中公新書 )

515事件1
ロンドン海軍軍縮条約をきっかけに、政党政治を憂えた海軍青年将校、民間右翼らが起こした五・一五事件。首相暗殺、内大臣邸・警視庁を襲撃、変電所爆破による「帝都暗黒化」も目論んだ。本書は、大川周明、北一輝、橘孝三郎、井上日召ら国家主義者と結合した青年将校らが、天皇親政の「昭和維新」を唱え、兇行に走った軌跡を描く。事件後、政党内閣は崩壊し軍部が台頭。実行犯の減刑嘆願に国民は熱狂する。昭和戦前の最大の分岐点。
515事件2
1932年5月15日、事件から90年・・・

龍馬暗殺 (歴史文化ライブラリー)

先日の、坂本龍馬とその時代 (読みなおす日本史)に続いて・・・・・・
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薩長周旋の立役者坂本龍馬が殺害された近江屋事件。史料も多く、事件のあらましは判明しているのに、なぜ謎多き事件として惹きつけられるのか。襲撃者の供述を再検討し、薩長土や会桑勢力の動向から、慶応3年の京都政局の対立軸を明らかにし、事件の真因を究明。事件後の政情や、衰えない〈薩摩〉説の起源と誤謬も解き明かし、暗殺の深層に迫る。
龍馬暗殺1
所蔵の写真とともに

龍馬暗殺2
慶応三年・・・複雑怪奇の京都情勢・・・(=^・^=)

企画展「もののふの系譜 ~高梁を治めた武士~」&講演会「古文書から読み解く備中の大名」

ひさしぶりに備中高梁駅に降り立つ(=^・^=)
もののふの系譜 高梁市

現在の岡山県西部はかつて備中国と呼ばれ、戦国時代には有力大名の勢力圏に挟まれたいわゆる境目地域でした。その影響により、江戸時代には所領が錯綜する地域となり、さまざまな領主による統治がなされました。なかでも現在の高梁市街地である備中松山城下は、備中国の政治・経済の拠点の1つとして栄えましたが、備中松山藩主を務めた大名家は、転封や御家断絶により目まぐるしく移り変わりました。


  本展では、高梁市歴史美術館開館25周年を記念した展覧会として、備中松山藩領をはじめ現在の高梁市域を治めた小堀家、水谷家、山﨑家、板倉家などさまざまな武士にまつわる刀剣や甲冑、古文書等の名品を一堂に集め、それぞれ個性を有する江戸時代の“もののふ”の生き様に注目し高梁の歴史をご紹介します。

高梁3
備中国における頻繁な大名転封は調整機能を果たす地域のため📝

そして、下記の芦田家文書も鑑賞できました★

高梁市歴史美術館企画展「新収蔵品展~歴美のNEW COMER~」関連イベントとして予定されていましたが中止となりました、「ギャラリートーク 備中松山藩士芦田家に伝わった戦国時代の古文書」の動画をYouTubeにて公開しました。宇喜多秀家書状など新発見の3通の古文書は、戦国時代における岡山県内の武士の動向や地域の状況を知る手がかりとなるものです。

戦国時代の貴重な古文書をご自宅でもお楽しみください。高梁市歴史美術館 - 高梁市公式ホームページ (takahashi.lg.jp)

 

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高梁1
駅に隣接する図書館は秀逸★
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