
世界で最も人を殺した武装組織!
その全貌に迫る唯一の書。
女子生徒二百数十人を一度に誘拐し、一年で六千人以上の民間人を殺害!
世界中で無差別テロを繰り返すイスラーム国(IS)すら、殺戮の残忍さ
ゆえに手を焼く武装組織、それがナイジェリア発のボコ・ハラムだ。
ISを上回る犠牲者を出し、女性や子供に自爆を強いる残虐な手口から、
史上最悪のテロ組織と言われる。
彼らはいかに生まれ、拡大したのか。何が目的なのか。謎に覆われた実態に迫る。
プロローグ ワイドショーが取り上げた武装組織
第1章 女子生徒拉致事件の衝撃
女子生徒の救出求める世論
世界が「傍観」した大虐殺
ルワンダ人の絶望と憤怒
世界へと「発信」された犯行
グローバル志向の組織
テロが持つ独自の「役割」
無差別テロの増加
自爆テロのはじまり
テロ多発の3地域、ほか
第2章 舞台装置「ナイジェリア」の誕生
ボコ・ハラムを生んだ国
石油が作り上げた地域経済大国
頻発する政治暴力
ボコ・ハラムは「反キリスト教」組織か
英領植民地ナイジェリアの誕生
埋め込まれた「分断」の火種
英国による間接統治の導入
イスラーム・コミュニティの分裂
火種を抱えたままの独立
シャリーア刑法典の廃止という決断
イスラーム政治エリートへの批判、ほか
第3章 イスラーム反体制運動の進展
混迷するナイジェリア政治
オイルブームが加速した「格差」と「腐敗」
軍政の終焉がもたらしたもの
シャリーア刑法典の施行
骨抜きにされた刑法典
ボコ・ハラムの前身「ユスフィーヤ」の誕生
カルト集団化した強硬派
「ナイジェリアのタリバン」
「テロ組織」ではなかったボコ・ハラム、ほか
第4章 「テロ組織」への発展
組織拡大への道
政治家との「持ちつ持たれつ」
国際的注目ゼロの時代
アルカーイダとの連帯
ジハード・テロ組織への変容
強硬派シェカウと過激化する組織
ウサマ・ビンラディンとの接点
国外逃亡と軍事訓練
アルカーイダ・ブランドによる発展的再建、ほか
第5章 ボコ・ハラムはどこへ向かうのか
推定5%の支持率
治安当局に対する根深い不信
なぜ少女たちは救出されないのか
アルカーイダからイスラーム国へ
少女の自爆テロの多発
ネットワーク化するボコ・ハラム
ボコ・ハラムの今後、ほか
第6章 サブサハラ・アフリカと過激主義の行方
ボコ・ハラムは「例外」なのか
経済成長しても過激派は抑止できない
資源依存の経済成長
弱い生産力と高失業状態
食糧自給できない農業
増え続けるアフリカの人口
平均年齢14・8歳の社会
「人口ボーナス」の恩恵はあるか
ガバナンスの不全
AQIM、アル・シャバーブとガバナンス問題、ほか
エピローグ アフリカと日本のためのテロ対策

最近注目されている移民問題
関連するナイジェリアとボコ・ハラム・・・
その歴史と背景の一端に触れた。








