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承久の乱のかどで、佐渡に流され、悲運の生涯を送った若き帝・順徳天皇。
有職故実の書『禁秘抄』などの著作からうかがわれる、
たぐいまれなる才を惜しまれながら、
珠玉の御製を残し、自ら去って行った。
今年、遷幸800年という節目にあたり、
地元佐渡出身の研究家が、現地を徹底調査、
さらに史料をくまなく洗い出し、御製を随所にちりばめながら、
在島22年の生涯を、見事によみがえらせたのが本作品である。

なぜ「小倉百人一首」の掉尾を、順徳天皇の御製が飾るのか。
なぜ、45の男盛りで、自ら世を去らなければならなかったのか。
その答えは、本書にある!

順徳天皇2

順徳天皇3